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2008年7月31日 (木)

ベガスの恋に勝つルール

What_happens_in_vegas 惚れたもんが負け。

■あらすじ■

ウォール街で働くジョイ(キャメロン・ディアス)はその完璧主義な性格が災いし、フィアンセにこっぴどくフラれてしまう。
一方、同じニューヨークで父親が経営する工場を解雇されたお気楽な男ジャック(アシュトン・カッチャー)。

彼らは気晴らしのため、それぞれ親友を連れてラスベガスへと繰り出し、意気投合する。
その夜2人は、酒を飲んでバカ騒ぎした勢いで結婚してしまう。

翌朝。
正気に戻った2人は結婚をなかったことにしようとするが、ジョーイのコインをジャックがジャックポットに投入すると、300万ドルが大当たり!
2人は賞金の所有権を主張し、NYに戻ると有利な離婚をするため、あらゆるプランを画策するが・・・。

(2008/アメリカ) ★★★

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いかにも!な感じのハリウッド・デートムービー。
ラブコメなので、笑えるシーンもところどころあって、思っていたよりも楽しめました。

キャメロン・ディアスらしいアケスケなセリフもさらりと出て来る。
下品一歩手前の下ネタは、ギリギリラインを踏んでる気もしましたが・・・(笑)。
放尿とか、ありえんっ!!

まぁ、コメディだし、ストーリーは大味なので、やる事成す事バカバカしいです。
事の成り行きも、大体予想が付くし、お決まりの展開で終わるのも目に見えてるんですけど、
あそこまでハデにブチかましていた割りにラストはおとなしくまとまっちゃったな。。。という印象。
いいんですけどね!

主演のキャメロン&アシュトン以外では、結婚カウンセラー役のクイーン・ラティファくらいしか、知っている人は出てなかったけど、
アシュトンの親友弁護士の人(ロブ・コードリー)がなかなか良い味出してました!

それにしても、キャメロンは日に焼けすぎー!
お肌が焦げてます・・・。

その上、役柄が株取引のディーラー?だなんて、ちょっと信じがたいです。
もっと別の職業にしても良かったのではないかしらん。

エンディングの後にもちょっぴりオマケが付いてます♪

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2008年7月29日 (火)

ハプニング

Happening 一緒にティラミスを食べたらダメですか?

■あらすじ■

フィラデルフィアの高校教師エリオット(マーク・ウォールバーグ)が、アメリカ全土からミツバチの姿が消えた話を授業でしていたある日のこと。

ニューヨークのセントラルパークでは人々が突然時が止まったかのように立ちつくし、中には唐突に自らの命を絶つという事態が発生。
また、とある工事現場では作業員たちが次々とビルの屋上から身投げする不可解な惨事が起きる。

この異常現象はアメリカ全土へ拡がりをみせ、多数の犠牲者を生んでいく。
エリオットは妻のアルマ(ズーイー・デシャネル)を連れて避難するが・・・。

(2008/アメリカ) ★★★

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期待しては裏切られ、それでもついつい足を映画館に向けてしまうのは「シックス・センス」の呪縛でしょうか。

そんなM・ナイト・シャマラン監督の最新作、早速見てきましたー。

強烈だったのは、“何か”のウィルスによって人々が自死して行くシーン。
ヘアピンだったり、銃だったり、飛び降りだったり、首吊りだったり・・・。

「自死」ってところがポイントですよね。

例えば「28日後...」なんかでは、ウィルスによって暴力化してしまいゾンビみたいになって、咬まれると「感染」。
人が人を襲う。
襲い掛かってくる恐怖って言うのがあったけど、この映画では全く違って見えざる“何か”と対峙する。

見えない“何か”。
得体の知れない、理由の分からない恐怖。

人々は普段、習慣や法律、道徳観念に基づいて日常生活を送っているけど、それが通用しない世界に放り込まれると途端にパニックを起こしてしまう。
そんな非日常世界に結構、引き込まれてしまいました。

ジェームズ・ニュートン・ハワードの不気味な音楽も、終始映画を盛り上げていて良かった!

でも、それじゃあ話にならないと思ったのか、早い段階で植物の異変について言及され、植物が作り出した毒素が原因ではないかと提示されます。
人数によって攻撃目標が変わるなんて器用すぎる気がしますが、どうやら“そういうこと”らしいのです。

個人的には中途半端な説明ならいなかったなーって思います。
あんまり理論的な説明を加えると、辻褄が合わなくなって破綻しそうな感じなので。

絶望的な中でも妻を思うエリオットの姿勢に愛情も感じましたが、いかんせん妻アルマのキャラクターが不可解でした。
なんで、あそこまで悪く言われなきゃいけないのでしょう。

と言うか、そんな不貞の妻とする必要があったのかな?
結婚式で泣いていたのは、ただのマリッジブルーかもしれないし、
実際には不倫はしてないみたいだし。
嘘を付いていたのは、後ろめたかったからだろうけどさ。

ちなみに、このティラミス相手がいつもカメオ?出演しているシャマラン監督です。
前作「レディ・イン・ザ・ウォーター」でのブーイングがすごかったからか、今回は声のみの出演でした(笑)。

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2008年7月25日 (金)

崖の上のポニョ

Gakeno_ueno_ponyo ポーニョ、ポニョ、ポニョ、さかなのこ?

■あらすじ■

海辺の小さな町で崖の上の一軒家に暮らす宗介(声:土井洋輝)は、ある日、ジャムの瓶に頭を突っ込んでいたさかなの子・ポニョ(声:奈良柚莉愛)を助ける。
ポニョはクラゲに乗って家出してきたのだった。

一緒に過ごすうちにお互いのことを好きになる2人だが、ポニョの父親・フジモト(声:所ジョージ)によってポニョは海へ連れ戻されてしまう。

それでも宗介を想い、人間になりたいと願うポニョは、妹たち(声:矢野顕子)の力を借りて、再び宗介の元を目指すが・・・。

(2008/日本) ★★

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ポニョってさかなの子ではなく、魔法使いの子?だったんですね。
だから人面魚・・・なんですね。

宮崎駿監督の最新作だと言うのに、まるで期待が持てずにいました。
かなり迷ったのですが、せっかく同時代に生きているんだからと、理屈をこねて見て来ました。

が、厳しい。

何がって、さかなのポニョが可愛くないんだもん。
人間になるまで我慢我慢だったんですけど、魚から人間になるまでにワンクッションあって、両生類?みたいなカエル顔のポニョが、また不細工なのだ(笑)。

宗介もリサ(声:山口智子)も、老人ホームのおばあちゃま方も、みんなしてポニョをかわいい金魚だと言っていました。
本当かよ~!って突っ込みたくなった。

けど、只一人、トキおばあちゃん(声:吉行和子)だけはポニョを人面魚だと言って気味悪がる。
思わず心の中で、やっぱり!と思ってしまいました(笑)。

それから、母親のリサは子供を車に乗せているのにサンドイッチを片手に運転したり、ソフトクリームをなめてよそ見をしたりと、運転マナーが悪いのが印象的。
荒っぽい運転はファンタジーなら許せるけど、この場合はどうなんだろーって思ってしまった。。。

老人ホームのおばあちゃまたちと心温まる交流があるわけでもなく、たまたま、母親がホームで働いているってだけで、大して関係ないような気もして、もう少しストーリーが膨らむのかと思っていたのでガッカリです。

ポニョの父親はフジモトと名乗る謎の人。
人って言うか、元人間らしいので、いまは人じゃないみたいですが。
フジモトと言う名前の割に国籍不明な顔立ちです(笑)。

で、ポニョの母親はグランマンマーレ(声:天海祐希)と言う、海の女神さま?みたいです。
2人の馴れ初めが気になりますね~。

「人魚姫」がモチーフになっているとは言え、ポニョは声を失うわけでもないし、王子様が別のお姫様と結婚するわけでもない。

王子様(=宗介)が人魚姫(=ポニョ)を守る。
ただ、それだけのお話なんだけど、王子様はまだ5歳。。。
試練を与えるにしても大げさには出来ないわけで、なんだかスケールが小さいのです。

5歳に葛藤しろ!と言うのも酷な話ですが、ジレンマを抱えてヤキモキするのは大人の役回りになっていて、最後まで宗介の目線にあわせられなかった私には厳しい作品でした。

けれど、海に水没してしまった島の姿はすごかったです!
でもそこで、海に沈んじゃった人もいそうだな・・・とか思ってしまう私は、子供の気持ちで映画を見られなかった証ですね。。。

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2008年7月17日 (木)

つぐない

Atonement 償えなかった悔恨。

■あらすじ■

1935年、第二次世界大戦前夜の夏を迎えたイングランド。

政府官僚ジャック・タリスの屋敷では、小説家を夢見る13歳の末娘ブライオニー(シアーシャ・ローナン)が休暇で帰省する兄リーオン(パトリック・ケネディ)とその友人ポール(ベネディクト・カンバーバッチ)を自作の劇で歓待しようと準備に追われていた。

一方、大学卒業後の身の振り方が定まらず鬱屈した日々の姉セシーリア(キーラ・ナイトレイ)は、ある出来事をきっかけに使用人の息子ロビー(ジェームズ・マカヴォイ)への愛を自覚する。

ところが、ロビーにほのかな想いを抱いていたブライオニーは、些細な行き違いと嫉妬心から姉とロビーの関係を誤解してしまう。

そんな時、タリス家に預けられていた15歳の従姉妹ローラ(ジュノー・テンプル)が敷地内で強姦されるという事件が起きる・・・。

(2007/イギリス) ★★★★☆

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プライドと偏見」の監督&主演女優コンビ。

「プライドと偏見」でのアカデミー賞ノミノートはまだ早いような印象を受けたけど、今作は前作よりも各段に良くなっていました。
それなのに今回は監督賞にはノミノートされず・・・。
まあ、いいか。

13歳の多感な少女ブライオニーが見た事実と、
鬱屈した日々を過ごすセシーリアが直面した現実のギャップ。

同じ出来事でも、ブライオニーには微妙に違って受け取られる。

見たこと感じたことが、全てが正しい訳ではないのだ。

素直になれない大人たちの振るまいに惑わされたブライオニーも可哀相ではあるけれど、
一瞬にして、ほのかな恋心から嫌悪感へと変わってしまう思春期の揺れ動く気持ちが見事に表現されていました。

ネームバリューから見てしまうと、キーラ・ナイトレイ扮するセシーアリアが主役かと思ってしまうけど、
イマジネーションが豊かなブライオニーが主役なんですね。

18歳に成長したブライオニーをロモーラ・ガライが演じていますが、ブライオニーに何があったんだ!?と思うくらいに華の無い表情になっていてビックリしました。

さらに老年のブライオニーをヴァネッサ・レッドグレーヴが貫禄たっぷりに演じていますが、ここで明かされる真実には賛否分かれそうですね。

私は驚きと失望・・・そんな気持ちが広がりました。
やっぱり、2人を思うとやるせなさが勝ってしまって。。。

でも、ストーリーにはぐんぐん引き込まれてしまい面白かったです。

タイプライターの音を使った効果的な音楽も印象に残って、とても良かったです。

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2008年7月16日 (水)

あの空をおぼえてる

Anosora_wo_oboeteru 涙腺決壊。

■あらすじ■

地方都市で写真館を営む深沢雅仁(竹野内豊)は、身重の妻・慶子(水野美紀)と小学4年の息子・英治(広田亮平)、幼稚園児の娘・絵里奈(吉田里琴)の4人家族。

ある日、2人だけで買い物に出かけた英治と絵里奈が交通事故に遭ってしまう。
以来、家の中からは笑顔がすっかりなくなり・・・。

(2008/日本) ★★★★★

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この映画、とにかく作り方と言うか、見せ方が上手い!

予告編で確か「娘を亡くした家族…」と言うナレーションが入っていたように思うのですが、妹が死んだことが途中まで分からないような作りになっているんですね~!

これは、予備知識を持たずに見た方が良かったかな~。
って、ここでネタバレしちゃってますが・・・。
すみません(^^;)

妹の絵里奈は行動力があって、家族を笑わせる明るい太陽。
突拍子もないことをしでかしたりしても、笑って許されてしまうような女の子。

一方の兄、英治は少し内向的で、率先して行動する妹の後を付いていくようなところがある。

家族に愛されている妹と、生き残ってしまった自分。
兄の心の中に重い重い足かせが残ってしまう。

そんな兄の心に追い討ちをかけるように、妹の死後からすっかり変わってしまう父親。
彼は娘の死を受け入れられず、自分の殻に閉じこもってしまう。

身重の母親も落ち込んではいたけれど、新しい命のため、少しずつ少しずつ前を向いて歩き出す。

母親と父親の立ち直りの違いは興味深いですね。

やはり、お腹の中に新しい命が宿っている母親は前に進まざるを得ないし、それだけ強いんだなぁ。

けど、この映画の良かったところは娘を亡くした両親をメインに持ってこずに、あくまでも兄が主人公であることです。

兄ちゃんが健気で泣ける。。。
妹ちゃんの伸び伸びした演技も良かった!

ラストには胸が詰まって、映画を観た後に本屋さんに寄って、速攻で原作を買ってしまいました(笑)。

原作は兄から妹への手紙形式になっているのですね!

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