フローズン・タイム
■あらすじ■
恋人スージー(ミシェル・ライアン)との失恋から不眠症に陥った画家志望の青年、ベン(ショーン・ビガースタッフ)。
結果的に1日の時間が8時間増えた彼は、とりあえずスーパーマーケットで夜間スタッフのバイトを始めることに。
ダメダメな若者たちの吹きだまりと化した深夜のスーパーでは、イタズラばかりして時間をつぶす悪友コンビのバリーとマット、ブルース・リーおたくのブライアン、時間恐怖症のレジ係シャロン(エミリア・フォックス)たちが一緒に働いていた。
そんな中、ベンの不眠症はついに限界に達し、ある時彼は周囲が完全にフリーズした世界にただひとり身を置いていた。
そこで彼は、誰にも気づかれることなく、思いのままに美しい女性たちをデッサンし始める。
(2006/イギリス) ★☆
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チラシがスタイリッシュで格好良いいなって思ったんだけど、監督のショーン・エリスはファッション・フォトグラファーらしい。
ふーむ、どうりで。
それにアカデミー賞にノミネートされた短編作品を長編化した作品ってのも興味を引きました。
うーん、、、でも、、、もとの短編を見てないのでなんとも言えないですけど、長編にする必要あったのかしら・・・。
尺を長くした分、展開が単調でダレてる感じです。
悪友コンビの悪ノリも面白くないし、スーパーの店長もウザイし、なにより時間を止めてしまえるのがベン一人ではなかった??という謎の人物はいったいどこへ消えたのだ。
元カノとバッタリ、パーティーで出くわしシャロンに勘違いされてしまうくだりや、個展で仲直りのラストも見え見えの展開で目新しさは全く無いです。
むしろ、あまりにも少女漫画的お決まりの展開にビックリ、うんざり。。。
見所は、いかにも商業カメラマンらしい映像の美しさです。
特にスーパーで時間をとめて女性たちをヌードデッサンするシーンと、ラストの雪のシーンは美しくてとてもキレイでした。
でも、それだけのために102分も付き合うのは、正直しんどかったです。。。
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