2009年5月18日 (月)

ブラッドウルフ

Blood_and_chocolate 魔法に満ちた世界で。

■あらすじ■

ハンターに両親を殺され、ルーマニア・ブカレストの伯母のもとで育てられた人狼族の少女ビビアン(アグネス・ブルックナー)。
美しく成長した彼女は族長ガブリエル(オリヴィエ・マルティネス)の花嫁に選ばれるが、自分の意志とは無関係に進む婚姻の話に疑問を抱いていた。
そんなある日、街に出た彼女は、偶然知り合ったグラフィック・ノベル作家エイデン(ヒュー・ダンシー)と恋に落ちてしまう。

(2007/アメリカ・イギリス) ★★★☆

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時間がなくて映画館に通えなくなってから、早数ヶ月・・・。
たまに自宅鑑賞しても、レビューにあげられなかったりなのですが、今回は頑張ってみます。
と言うのも、この映画が意外と面白かったから(笑)。

意外と言っては失礼なのかもしれませんが、見る前からタイトルからB級のにおいがしていて全然期待できなかった!
でもでも、イケメン俳優のヒュー・ダンシーと、オリヴィエ・マルティネスが出てると知り、俄然見る気になりました!(笑)
オリヴィエ・マルティネスは以前のようなフェロモンは感じられず、おじさんになってしまっていてちょっと残念でしたが、ヒュー・ダンシーはこれからの俳優さんですよね。頑張って欲しいな!

ヒロインの女の子があんまり可愛くないので、最初は残念に思っていたのですが、見ているうちにこういう映画(一応、ジャンル的にはホラーだそうです。全然怖くないですが。)には、甘いルックスの女の子よりもクールビューティー系が似合うんだと納得しました。
あと、ビビアンのいとこレイフ(ブライアン・ディック)役の俳優さんが細面で印象的でした。

で、本題の映画ですが、内容に新鮮味は無いです。
美男美女が苦難を乗り越えて結ばれる。
それが今回は人間と人狼族という種族の壁ってだけです。

最近の狼人間ものって、人狼って言うでしょうか、人間っぽさを残して変身することが多い気がしてたんですけど、この映画では本当の狼の姿に変身します。

服を着ても狼に変身できるけど、狼から人間に戻ると裸なのはお約束?なんですかね(笑)。
ファンタジーなら服も魔法の一部に含めちゃっても、、、って気がしますが。

よく分からなかったのは、ビビアンがリーダーの家系で伝説の女だとか言ってたところ。。。
そこにこだわっているわりに、詳細は省かれている印象でした。
何故、ビビアンが伝説の女なのー?
ラストでそう言うことです、となっているのもお約束ですが、知りたかったのはどうしてビビアンが伝説の女だと分かったかなんですけどね。
リーダーの家系ってのと族長の感ってだけじゃ、なんか説得力無い感じ。

原題は「Blood and Chocolate」。
なので、主人公ビビアンはチョコレート屋さんで働いています。
チョコに包装されていたリボンが、エイデンとの糸を再び結びつけてくれる演出もステキでしたが、あんまりチョコ自体に意味は無かったです。

でも、無駄にラブシーンを作ってないのは好印象!
主人公が不必要に脱いでないし。
走るシーンから始まって、後半の「走りたかったから」と答えるセリフに説得力が生まれているのも、とても良かったです!

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2009年2月27日 (金)

東京マーブルチョコレート

Tokyomarblechocolate 恋心はマーブル模様。

■あらすじ■

少し臆病な悠大。
元気で明るいものの、運が悪く彼氏と長続きしないチヅル。
そのふたりが初めて迎える特別なクリスマス。

動物好きのチヅルのために悠大が用意したプレゼントはウサギ…のハズだったのに、プレゼントの箱の中には“ミニロバ”が入っていた。

逃げ出したミニロバを追ってチヅルは店を飛び出し、悠大は大切な1人と1匹を見失ってしまう。

(2007/日本) ★★★

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チヅル側から描いた「マタアイマショウ」と、悠大側から描いた「全力少年」の2部作になってました。
30分、30分で、トータル1時間のアニメ作品。

キャラクターデザインが谷川文子さんで、制作スタジオが「キルビル」のアニメなんかを手がけたプロダクションI.G.なので見てみました。

ストーリーはオーソドックスと言うか、コテコテの展開なんですけど、作画のクオリティが高いな~って思いました。
最近のアニメ作品がどんな感じなのかは知らないですが、とっても丁寧に作られていて、絵も可愛いし、雰囲気はステキ。

それだけに、ストーリーにひねりが無いのがちょっともったいないですね。
脇役の登場人物もあんまり活躍しないし、30分、30分でストーリーを完結させるためには仕方が無かったのかなぁ。

それならそれで、もっと主役2人の心情に迫って欲しいところだけど、主役の2人ともが何をやっても空回り気味で、ちゃんと相手に気持ちをぶつけずに終わらせようとするのが、なんだかなー。

恋愛初心者の私ですら、もっといい恋をしなよ!って思っちゃう。

2人の恋愛模様がそれぞれの視点から描かれているけれど、個人的にはチヅルちゃんより、悠大君の「全力少年」の方が好きですね。

でも、ラストがあっけなく、、、と言うよりそっけなく終わっちゃうので、ちょっと物足りなさが残りました。
ちゃんと気持ちを届けあうのを見届けたかったな。。。

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2009年2月26日 (木)

ただ、君を愛してる

Tadakimiwoaisiteru あおいちゃんのプロモーション・ビデオ?

■あらすじ■

大学入学式の日、誠人(玉木宏)は幼い容姿の個性的な女の子、静流(宮崎あおい)と出会う。
人と接することが苦手で大学生活になかなかなじめない誠人だったが、静流とは自然と打ち解けることができた。

写真が唯一の趣味の誠人といつも一緒にいたい一心で自分もカメラを手に取る静流。
そして2人でキャンパス裏の森へ写真撮影に出かける日々が続く。

しかし、誠人はクラスの人気者、みゆき(黒木メイサ)に片想いしており、子どもっぽい静流のことは恋愛の対象として見ていない。
そこで静流は、誠人が振り向いてくれるようないい女になると決意するのだが、彼女にはある秘密があり・・・。

(2006/日本) ★

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あおいちゃんのPVだと考えるなら、星3つ★★★くらいあげても良いかなって思います。
映像もそこそこキレイだし、
ただひたすら、あおいちゃんが可愛いので!

見所はやっぱり、あおいちゃんがメガネを外すとこかな♪
超、かわゆいですっ♪♪

でも、映画として観ると、やっぱりツライなぁ。。。
ツッコミどころ満載で。

堤幸彦監督の「恋愛寫眞 Collage of Our Life」は松田龍平見たさに見に行こうか迷ってやめた記憶があります。
そんな訳で「恋愛寫眞」はまだ観てません。

この映画もあおいちゃんと玉木クン見たさに見に行きたかったけど、「恋愛寫眞」の焼き直し、というか学生時代編みたいなものでしょ?って思って、結局見なかったのでした。

そんな訳で「恋愛寫眞」を見てないので、両作がつながってるのか全く違う作品なのか、よく分かりませんが、単品で鑑賞した感想としては・・・

恋したら死ぬ?何じゃそりゃ!
です。

難病もの・・・
しかも何の病気だか分からないようなのって・・・
なんかズルイ設定だなぁ~。

玉木クンは声がちょっと・・・役柄もちょっと・・・
彼の低音ボイスは好きなのですが、今回は役作りのためか声音がちょいと高めなのでした。
そして、演じる誠人も少しぬけてておっちょこちょいだけど、とても優しくて真面目な好青年という、いわゆる少女マンガに出てくるような現実感の薄い人物像でして。。。

いや、設定からして漫画だし、
あおいちゃんのミラクルベビーフェイスも漫画だし、
ヒロインが恋する主人公も漫画的キャラクターでも良いと思うんですけどね。

でも、いくらなんでも鈍すぎる!
自分の気持ちに鈍すぎるっっ!!

誠人は、いい人過ぎて憎めないタイプらしいけど、自分の気持ちに気付くのが遅くて損してる。
と言うか、すべての元凶はそこにあるような。

誠人がもっと早く自分の気持ちに気付いていたら・・・
みゆきと結婚式場でのんきに記念写真撮っている場合じゃないでしょー。

でも、W主演の豪華キャストで両想いにもならず、感傷的に終わるラヴ・ストーリーってのは、ちょっと珍しいかなって思います。
私の好みではありませんが・・・。

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2008年12月26日 (金)

フローズン・タイム

Cashback フリーズした世界から恋が始まる。

■あらすじ■

恋人スージー(ミシェル・ライアン)との失恋から不眠症に陥った画家志望の青年、ベン(ショーン・ビガースタッフ)。
結果的に1日の時間が8時間増えた彼は、とりあえずスーパーマーケットで夜間スタッフのバイトを始めることに。

ダメダメな若者たちの吹きだまりと化した深夜のスーパーでは、イタズラばかりして時間をつぶす悪友コンビのバリーとマット、ブルース・リーおたくのブライアン、時間恐怖症のレジ係シャロン(エミリア・フォックス)たちが一緒に働いていた。

そんな中、ベンの不眠症はついに限界に達し、ある時彼は周囲が完全にフリーズした世界にただひとり身を置いていた。
そこで彼は、誰にも気づかれることなく、思いのままに美しい女性たちをデッサンし始める。

(2006/イギリス) ★☆

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チラシがスタイリッシュで格好良いいなって思ったんだけど、監督のショーン・エリスはファッション・フォトグラファーらしい。
ふーむ、どうりで。

それにアカデミー賞にノミネートされた短編作品を長編化した作品ってのも興味を引きました。

うーん、、、でも、、、もとの短編を見てないのでなんとも言えないですけど、長編にする必要あったのかしら・・・。
尺を長くした分、展開が単調でダレてる感じです。

悪友コンビの悪ノリも面白くないし、スーパーの店長もウザイし、なにより時間を止めてしまえるのがベン一人ではなかった??という謎の人物はいったいどこへ消えたのだ。

元カノとバッタリ、パーティーで出くわしシャロンに勘違いされてしまうくだりや、個展で仲直りのラストも見え見えの展開で目新しさは全く無いです。
むしろ、あまりにも少女漫画的お決まりの展開にビックリ、うんざり。。。

見所は、いかにも商業カメラマンらしい映像の美しさです。
特にスーパーで時間をとめて女性たちをヌードデッサンするシーンと、ラストの雪のシーンは美しくてとてもキレイでした。

でも、それだけのために102分も付き合うのは、正直しんどかったです。。。

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2008年4月11日 (金)

スネーク・フライト

Snakes_on_a_plane 笑ったもん勝ち!
B級パニック・ムービー!

■あらすじ■

ハワイのオフロードをバイクで走っていたショーン(ネイサン・フィリップス)は、偶然、ある殺人を目撃してしまう。
それは、大物ギャングのキムが自分を刑務所に送ろうと腐心していたロサンジェルスの著名な検事を殺している現場だった。

目撃者ショーンを消すためギャング組織の魔の手が迫るが、FBIエージェントのネヴィル(サミュエル・L・ジャクソン)の助けで危機を脱する。
そして、ショーンはネヴィルの護衛のもとキムの悪事を大陪審で証言するため飛行機でロスへと向かうことに。

しかしキムは、ショーンの口を封じるため、飛行機の貨物の中に大量の毒ヘビを暗殺者として送り込むのだった・・・。

(2006/アメリカ) ★★☆

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飛行機の中を毒ヘビで一杯にする!
なんともアホな殺害方法を選んだものですよね~(笑)。

無関係な人まで咬まれて死んじゃうけど、そんなこと お構いなしです!

オープニングは能天気に始まって、早く飛行機のシーンに行かないかなーと思いながら見てた(笑)。

やっとこさ飛行機のシーンになるとバカバカしさ大爆発!

ヘビが急所に咬み付いたり、胸に咬み付いたり、はたまた服の中にニュルリと潜り込んだり。
本物とCGを使い分けて、やりたい放題でした。

やっぱりヘビ独特の気持ち悪さと相まって、見てる時は
うえぇ~(゚д゚|||)って感じ。

ヘビの襲来でパニック状態に陥る機内だけど、何とか撃退して生き残った人たちで防衛。
しかし、ヘビの襲撃はまだまだ続き・・・と言った感じで、
パニック→ 一息ついて→パニック→ 一息ついて→パニックの繰り返し。

確かにずっと、ヘビとの格闘を見せられても飽きるけど(笑)。

飛行機パニックのお約束、操縦者がいない!ッてな場面も当然出てきてツボを押さえてます!
プレステに感謝だね!(笑)

でも、最後の方は無茶苦茶だし、最初に比べると笑えるところも少なくてテンションが下がってしまったのが、ちょっと残念。

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2008年4月10日 (木)

奇人たちの晩餐会

Le_diner_de_cons バカの王様。

■あらすじ■

出版業を営むピエール・ブロシャン(ティエリー・レルミット)には密かな楽しみがあった。
それは毎週水曜日にバカな人間を招待しては仲間で笑い物にするという晩餐会だ。

今回、ブロシャンが友人の紹介で見つけた“おバカ”は、マッチ棒の工作が趣味という税務局勤めのピニョン(ジャック・ヴィルレ)という男。
しかし当日、ギックリ腰になり動けなくなったブロシャンは自宅でピニョンと二人きりになってしまうのだった・・・。

(1998/フランス) ★★★★

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ずっと見たかったんですよね、この映画!
タイトルからして中身が気になって仕方がないです。

サシャ・バロン・コーエン主演でハリウッド・リメイクの話も出たけど、その後どうなったのかしら?
個人的には完成度が高いのでリメイクしなくてもよろしい!と思うのですが。。。

おバカな人を晩餐会に招いては、あざ笑って楽しむ人の悪いブロシャン。
演じているティエリー・レルミットは、「赤ちゃんの逆襲」で困惑するパパを演じていた人。
イヤミな役どころをさらりと演じてます。

ブロシャンはピエールをバカにするつもりが、バカにされる側に回ったりして、ピエールの行動でどんどん状況が悪い方に向かい、痛い目に遭う。

映画は、ほぼブロシャンの自宅内で起こるシチュエーション・コメディです。
場所は動かない(ブロシャンがギックリ腰だから…)ので、人物が出たり入ったり。。。

ピエールが何かやらかすたびに、状況が悪化の一途をたどるのが可笑しいです。
しかし、奇跡的な終末を迎え、、、さらにぶち壊す!

素晴らしき、おバカ。
バカに付ける薬はないと言いますが、こうなると関わらないことが一番ですね!

傍から眺めている分には無害だし、楽しいです(笑)。

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2008年1月 3日 (木)

殺しのドレス

Dressed_to_kill 追いつ追われつ、追い詰められて。

■あらすじ■

結婚生活に問題を抱えているケイト(アンジー・ディキンソン)は、精神分析医のエリオット(マイケル・ケイン)のカウンセリングを受けた後、美術館に立ち寄る。
ケイトは、その美術館で出会った男に誘われるまま、タクシーで一緒に男のアパートへ。

情事の後、エレベーターに乗り込んだケイトは何者かに惨殺される。

事件を目撃したリズ(ナンシー・アレン)は、犯人らしいブロンドの女性を目撃。
しかし、刑事マリノ(デニス・フランツ)は娼婦であるリズに冷たい対応。

一方、ケイトの息子ピーター(キース・ゴードン)は独自に犯人を探し出そうとするが・・・。

(1980/アメリカ) ★★★★

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ずっと見たかったんですけど、実はプロットは既にどこかで仕入れていたので、この映画のオチは知っていたのです。
それでも、面白かったー!
緊張感が持続してて飽きないですね。

エリオット医師のキャラクターは、ヒッチコックの「サイコ」を思い出しました。
ブライアン・デ・パルマ監督とヒッチコックを比較出来るほどの知識は持ち合わせていないので、そこは他の人に譲るとして、

美術館のシーンが面白かったです。
一人合点してのひとり芝居。
情事の後からエレベーターの中に乗り込むまでも、同じように一人合点しての芝居が続くけど、
ケイトは思い込みが激しい上に、よく忘れ物をするウッカリさんですね。

そんなケイトがエレベーターの中で惨殺。
鏡にチラッと写ったのは背の高い金髪の女。
目撃した娼婦リズの証言を取り合わないマリノ刑事。

ピーターはリズと協力して犯人を探し出す。

リズは証人程度と思っていたので、後半大活躍するのは意外でした。
なかなか可愛らしい女優さんですね。

犯人が捕まった後、警察で金髪の女の言い訳めいたネタバレが説明されるのは、ちょっとな~と思ったりしましたが、
オープニングのシャワーシーンとラストのシャワーシーンがダブって終わるのに唸ってしまいました。

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2007年12月26日 (水)

荊の城

Fingersmith そうきたか!
前編のラストにやられた。

■あらすじ■

19世紀半ば、ヴィクトリア朝時代のロンドン。
17歳のスウ(サリー・ホーキンス)は幼くして母を亡くし、泥棒一家を束ねるサックスビー夫人(イメルダ・スタウントン)の下で暮らしている。

そんなある日、スウは“紳士”と呼ばれる詐欺師(ルパート・エヴァンス)から、ある計画を持ちかけられる。
それは俗世間とは隔絶した辺鄙な地に建つ城館に住む令嬢のモード(エレイン・キャシディ)をだまして結婚し、彼女の莫大な財産をまきあげるというもの。

ためらいながらも、モードのメイドとして屋敷に潜入したスウだが、同じ年の2人は親密になっていく。
いつしか、スウの中にモードに対して“ある気持ち”が生まれ・・・。

(2005/イギリス) ★★★

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サラ・ウォーターズの「荊(いばら)の城」をTVドラマ化(前編・後編)したもの。
なんでも この小説は、“このミステリーがすごい!”で第1位に選ばれたそうです。

最初はどうかな~って見ていたんですけど、途中までは面白かったです。
こんなところにイメルダ・スタウントンが出ていてビックリしましたが、TVドラマと言えども手を抜きません!さすがの演技でした。

“紳士”の持ちかけた計画から、スウが令嬢モードに近づく前編の前半は、これと言ってパッとしません。
しかし後半、スウとモードの間に“ある感情”が生まれると、およよ?って感じ(笑)。

ある感情・・・
それは、恋愛感情!!

禁断の愛・・・と言うか、レズビアン関係に発展?してビックリ☆でした。
そうこうして、どうなっちゃうの!?と見守っていたら、見事な入れ替わりの一発逆転に唖然!

地味なキワモノ・ドラマかと思いましたが、ここは鮮やかでした~。
一体どうなってるの?というネタバレ部分と、“実は…でした”というオチは後編で説明されます。

前編のラストで食いついてしまったので、そのまま気になって見ちゃいましたが、ネタバレ説明になるので後編は見所が少なくて、どんどんテンションが下がっていきました(笑)。

邪魔者は消えろと言わんばかりに、あっさり某氏は死んでしまうし。
自分たちに都合のよいラストは、ちょっと少女マンガやメロドラマ風な印象。。。

前編を見終えた時は、原作を読んでみたくなったけど、
後編を見終えた時は、原作は別に読まなくてもいいや~ってなっちゃった。

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2007年12月12日 (水)

THE LAST DAY

Le_dernier_jour 憂いの先にあるものは・・・?

■あらすじ■

20歳の芸大生 シモン(ギャスパー・ウリエル)は、クリスマスの休暇に実家へ帰省する途中、17歳のルイーズと知り合う。
そのままシモンに付いてきたルイーズを、シモンの母親は温かく迎えるが、シモンの家族関係はぎこちないものだった。

シモンとルイーズは同じベッドで眠るほど親密になるが、やがてシモンの幼なじみで燈台守をしているマシューとルイーズが互いに好意を持つようになり、3人の関係が崩れ始める。

(2004/フランス) ★★

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ガス・ヴァン・サント監督がカート・コバーンの最後の日々を脚色して映画化した「ラスト・デイズ」と似たタイトルですが、
実はこの映画もタイトルどおり、主人公の“最後の日々”を描いたものでした。。。
数日間の出来事だから、複数形の「Days」が正しいと思うけど、
ま、いいか。

で、映画自体は芸術家青年の憂いと惑いって感じでしょうか。
荒涼とした海岸を背景に、生っ白いギャスパー・ウリエルのお顔が美しい・・・。

ルイーズが正体不明なまま始まるので、
おいおい、よく知らない娘を家に連れて来ちゃったよー。
しかも、一緒のベッドで寝るかー?(一線は越えません!)
と、なんだかな~な始まりでした。

しかし、シモンの母親に男の影が出てきたところで、大体あらすじ(シモンとルイーズの関係)は読めちゃいます。

でも!ネットでこの作品を検索してたらですね、
あらすじに、こんなことが書いてあってビックリでした!

『サイモンは燈台守をしている親友のマシューに対して密かな想いを持っていた・・・。』

えっ!まじですかっ!?
そういう映画だったんだ・・・?

私は普通に(?)ルイーズがマシューに好意を持っていることに苦悩してるのかなって見てたんだけどな。
まぁ、言われて見れば・・・なシーンも無くはないけど・・・。
決定的な感じ(笑)はしなかったからな~、、、なんとも言えないです。

寝違えたシーンとか、火傷のシーンとか、最後の別れのシーンとか、
私から見るとシモン→マシューではなく、シモン→ルイーズなのかな?って思ってたんだけど・・・。

ふ~む。。。実は、そぉ、だったのね?

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2007年9月12日 (水)

レイヤー・ケーキ

Layer_cake 名前が出ないからって何なのよ?

■あらすじ■

麻薬ディーラーとしてロンドンの裏社会を着実に駆け上ってきた一人の男XXXX(ダニエル・クレイグ)。
彼はみずからのルールに従い、稼業が好調なうちにこの世界から足を洗おうと決意していた。

そんな矢先、ボスのジミー・プライス(ケネス・クラナム)から新たな仕事の依頼が舞い込む。
それは、大物エディ・テンプル(マイケル・ガンボン)の娘を探し出すこと。
そして、ギャングのデューク(ジェイミー・フォアマン)が手に入れた大量のエクスタシーを売り捌くというもの。

どちらも簡単に片づくと思いきや、エディの娘はなかなか見つからず、エクスタシーにいたっては超訳アリのブツだったため、XXXXはいつの間にか殺し屋に狙われるハメに陥ってしまう・・・。

(2004/イギリス) ★★

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今作は、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」のプロデューサーを務めたマシュー・ヴォーンの監督デビュー作なんだそうな。

やたら登場人物が多くて、その関係が入り組んでいるところは、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」っぽいですね~。
というより、こういう作品を目指したんだろうな。
でも、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」みたいな痛快さは残念ながら無かったです。

まあ、初監督作品だし、こんなものですかね。

登場人物がやたら多いので、ストーリーを追いかけるのがちょっと大変でした。
最初はナレーションばかりだし。。。
アイロンが登場してから、ようやくストーリーが回り始めて、面白くなってきたかな。
でも、それ以上面白くならなかったけど。

タイトルの「レイヤー・ケーキ=階層社会」もハッキリ見えてこなくて残念です。
だって、なんだかんだ言って頂点にいるのは、エディ・テンプルではなく麻薬製造しているディーラーなのに、一端のチンピラに麻薬を盗まれちゃうなんて説得力無さ過ぎだもの。
首を差し出してお咎めなしなのも、あま~い!って思うし。

それに加え、死人が出過ぎる点もマイナスでした。
死人が出るたびに話が大きくなって行っちゃうけど、そんなに大きくするような話でもない気がします。
銃が嫌いなら最後までクリーンな姿勢を貫き通しても良かったと思う。

けど007もどきのシーンもあったりして、もしかして このシーンがジェームズ・ボンドのキャスティングで参考にされていたりして・・・なんて思ったりしちゃった。

ダニエル・クレイグが一目惚れする美女タミー役でシエナ・ミラーが出てますが、あんまり出番は無かったです。

個人的に目を引いたのは、シドニー役のベン・ウィショー
パフューム ある人殺しの物語」で主役を演じていた彼です。
小動物みたいで可愛い人だよね(笑)。

ダニエル・クレイグの役名はXXXXになっているけど、これは劇中XXXXって表記されるわけでも、ピー音が入るわけでもなく、ただ単に名前が呼ばれないだけ。
だからエンドロールの“Cast”のところもXXXXってなってる。

小説では主人公が名前を持たないことってよくあるし、それを映画でやってみましたってカンジなのかな。
だから何?って気もするけど。

ちなみに、この監督さんの次回作は「スターダスト」だそうです。
ロバート・デ・ニーロが出るし、ファンタジー作品ってことで期待してたんだけど、期待から不安に変わりました。。。

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